「無料で、簡単に、大きく稼げる何か」——かつての僕は、本気でそんなものを探していました。
結論から言えば、そんな都合のいいものはどこにもありませんでした。
そして、それを身をもって知るまでに、僕は数えきれないほど遠回りをし、恥ずかしながら何度も騙されてきました。
この記事は、成功談ではありません。
ネットビジネスで正しいことを教えてくれる恩師に出会うまでに、僕がどれだけ失敗し、お金と時間を溶かしてきたか——その”かっこ悪い過去”の話です。
でも、もし今あなたが「楽して稼げる何か」を探しているなら、この失敗談がきっと役に立つはずです。
この記事の要点:簡単に稼げるものは、存在しない。
でも、騙された経験さえも、行動した人にしか手に入らない”知識”になる。
大切なのは、正しく学び、動き続けること。
その遠回りの果てに、僕はようやく収益化できる自分になれました。
大企業に勤めながら、「ネットで稼ぐ人」に憧れた
僕が最初にネットビジネスを意識したのは、大企業に勤めていた頃でした。
SNSやブログで、自由に、楽しそうに稼いでいる人たちを見かけるようになった。
「自分もああなりたい」——その憧れから、いろいろと調べるようになりました。
でも、調べれば調べるほど、壁にぶつかりました。
独学でどれだけ検索しても、肝心なところは分からない。
そして、たどり着く情報の多くは、最終的に「お金を払わないと続きは見られない」ものばかりでした。
当時の僕は、本当に無知でした。
「無料で大きく稼げる方法」が、どこかに必ずあると思い込んでいた。
いわゆる教育用のメルマガにも必死に食らいつき、届くメールに真剣に返信していた記憶があります。
今思えば、それは巧妙に設計された販売の導線だったのですが、当時はまったく気づけませんでした。
焦りもありました。
毎日満員電車に揺られ、決められた仕事をこなす日々。
「このままでいいのか」という不安と、「一発逆転したい」という気持ちが、僕の判断を鈍らせていたのだと思います。
冷静に考えれば怪しいと分かる話でも、藁にもすがる心境のときは、都合よく見えてしまうものです。
僕が実際に「騙された」案件たち
ここからは、恥ずかしい話ですが、僕が実際にお金を払い、結果的に痛い目を見た体験を正直に書きます。
特定のサービスや企業を批判する意図はなく、あくまで「当時の僕がどう判断を誤ったか」という体験談として読んでください。
① 30万円の情報商材
最初に大きなお金を払ったのは、30万円ほどの情報商材でした。
内容を最終的に理解して分かったのは、「ポイントサイトで自己アフィリエイトをやりまくる」という手法だったということ。
ポイントサイト自体はごく一般的で健全なサービスです。
問題は、その手法を高額で売り、さらに”必要だ”とされる各種ツールを、紹介コード経由で契約させる設計にありました。
結局、僕が払ったお金の多くは、発信者側の報酬になっていたのです。
当時の僕は、それでも「これで人生が変わるかもしれない」と本気で信じていました。
信じたい気持ちがあると、人は都合の悪い情報を見なくなる。
その心理こそが、こうした商材が狙っているところなのだと、後になって理解しました。
② 仮想通貨バブルと、ある投資案件
次は、ちょうど仮想通貨が世間で話題になり始めたタイミングでした。
「これに入れば毎月ビットコインが増えて、お金持ちになれる」と紹介された投資案件に、30万円ほどを入れました。
毎月自動で増えていく——そんなうまい話が続くはずもなく、結局その案件は立ち行かなくなり、お金は戻ってきませんでした。
“自動で・確実に・増え続ける”という言葉ほど、疑うべきものはないと、痛みとともに学びました。
30万円という金額は、当時の僕にとって決して軽いものではありませんでした。
それが数字の上で「増えていく」のを見ていたときの高揚と、消えたと分かったときの絶望。
そのギャップは、今でもはっきり覚えています。
③ 内容の薄い電子書籍を買い漁った日々
スキルマーケットで、質の低い電子書籍をいくつも買ったこともありました。
プラットフォーム自体は健全ですが、玉石混交の中から見極める目が、当時の僕にはなかった。
「これを読めば稼げるかも」と、内容を確かめないまま次々と買っては、期待外れを繰り返していました。
振り返れば、僕は「買うこと」で行動した気になっていたのだと思います。
教材を買えば前に進んでいる気がして、少し安心する。
でも、買っただけで実践しなければ、何も変わらない。
それに気づくまでにも、ずいぶん時間がかかりました。
仮想通貨での、もう一つのほろ苦い思い出
これは詐欺ではなく、完全に自分の判断ミスの話です。
僕はビットコインを、1BTCが24万円ほどのときに買いました。
少し値上がりしたタイミングで、当時話題だった別の通貨(ネム)に乗り換えた。
その後ネムはさらに上がり、僕は一時的に「うまくいった」と浮かれていました。
ところが、そこで起きたのが、あの大きな流出事件でした。
気づけば、見ていた数字の半分以下で着地。
もし何もせず持ち続けていれば——という後悔は、今も少し残っています。
相場の世界に、”確実”はない。
これも、身銭を切って学んだ教訓の一つです。
※ 本記事は僕個人の体験談であり、特定の投資や商品の利益を保証するものではありません。
投資や情報商材には元本割れ・損失のリスクがあり、判断はご自身の責任で行ってください。
「必ず儲かる」「自動で増える」といった言葉には、特に注意してください。
それでも、僕は行動をやめなかった
ここまで読むと、「よくそんなに騙されたな」と呆れるかもしれません。
実際、失ったお金は決して小さくありませんでした。
2社目のベンチャーで人生に煮詰まり始め、3社目のアパレルで、僕は完全に人生を悲観していました。
それでも、一つだけやめなかったことがあります。
それは「行動すること」でした。
騙されても、損をしても、「今度こそ本物に出会えるかもしれない」と、動き続けた。
結果的に、その行動の量が、僕を次のステージへ運んでくれました。
「正しいことを教えてくれる人」との出会い
数々の遠回りの末に、僕はようやく、正しいことを教えてくれる人に出会いました。
その人が教えてくれたのは、魔法のような裏技ではありません。
むしろ逆で、「簡単に稼げるものはない」「地道に、正しい順番で積み上げるしかない」という、当たり前のことでした。
でも、その当たり前を、正しい順番で、正しいやり方で教えてもらえたことが、決定的な違いになりました。
それまで断片的だった知識が一本の線でつながり、僕は初めて自分の力で収益化できるようになったのです。
あれだけ探し回った「何か」は、裏技ではなく、正しい学びと行動の中にありました。
騙された経験は、すべて「知識」になった
不思議なもので、あれだけ騙された経験は、今ではすべて僕の血肉になっています。
怪しい案件のにおい、うますぎる話の裏側、販売の導線の作られ方——身をもって知ったからこそ、今は見抜けるようになりました。
つまり、僕が騙されたのは「行動した結果」でもあったのです。
動いたから騙された。
でも、動いたからこそ、正しい人に出会えた。
もし何もせず、安全な場所から眺めているだけだったら、僕は今も何も変わっていなかったはずです。
「好きなことで稼ぐ」という言葉の本当の意味も、この過程でようやく分かりました。
その気づきは「好きなことで稼ぐ」の正体にも書いています。
また、実際に副業収入が本業を超えたときに何が起きていたかは副業収入が本業の給料を超えた月の話にまとめました。
いちばん伝えたいこと
遠回りだらけの僕の話から、伝えたいことは2つだけです。
一つは、「簡単に・楽して・確実に稼げるもの」は存在しないということ。
もう一つは、それでも「行動しなければ、何も始まらない」ということです。
矛盾しているようですが、両方とも真実です。
楽な近道はない。
でも、動かなければ、正しい人にも、正しい学びにも、一生出会えない。
騙されるのが怖くて動かないより、学びながら動くほうが、結局は早く前に進めます。
けれど、遠回りに見える”正しい道”は、確実に存在します。
そこに早くたどり着けるかどうかは、今日あなたが一歩を踏み出すかどうかにかかっています。
僕が数々の失敗の末にたどり着いた”個人で稼ぐための正しい順番”は、『個人で稼ぐ時代_攻略の書』にまとめました。
かつての僕のように、無料の「何か」を探して遠回りしている人に、同じ回り道をしてほしくない。
そんな思いで書いた一冊です。
※読んだだけで必ず稼げるようになるものではありません。
あくまで、行動するあなたの”地図”として使ってください。
同じ遠回りを避けたい人の、最初の一歩になればうれしいです。
これから稼ぎたいあなたへ、失敗から学んだ見分け方
「自動」「確実」「誰でも」を強調するものは疑う
僕が痛い目を見た案件には、共通点がありました。
それは「自動で」「確実に」「誰でも簡単に」という言葉が並んでいたことです。
本当に価値のある学びは、こうした甘い言葉ではなく、地道な努力の必要性を正直に伝えてくれます。
「紹介料」で回っていないかを見る
紹介コードや、次々と別のツール契約を促す構造には注意が必要です。
あなたの成功ではなく、発信者の紹介報酬が目的になっている場合があります。
「誰が、どこで儲かる仕組みか」を冷静に見ましょう。
小さく試し、身銭を大きく賭けない
いきなり数十万円を払うのではなく、まずは小さく学び、試すこと。
独立や副業の準備の進め方は会社員のうちにやっておく独立・複業の準備、複数の収入を無理なく回す考え方は消耗しない複業ポートフォリオの作り方も参考になります。
小さく始めれば、たとえ失敗しても致命傷になりません。
僕自身、あれだけ遠回りをしても、最後にちゃんと収益化までたどり着けました。
だから、今どれだけ回り道をしていても、諦める必要はありません。
大事なのは、正しい方向に、行動を止めないことです。
かつての僕と同じ場所にいる、あなたへ
もし今のあなたが、会社員として働きながら「このままでいいのか」とモヤモヤし、ネットで稼ぐ人を眺めては焦っているなら——それは、かつての僕そのものです。
無料で大きく稼げる「何か」を探して、夜な夜な検索している。
その気持ちは、痛いほど分かります。
だからこそ伝えたい。
その「何か」は、探しても見つかりません。
でも、正しく学びながら行動を続ければ、あなたにも必ず道は開けます。
僕のように何十万円もの遠回りをしなくても、正しい順番さえ知っていれば、もっと早く前に進めるはずです。
僕が失敗の連続から学んだのは、「稼ぐこと」そのものより、「誰から、何を、どの順番で学ぶか」が決定的に大事だということでした。
その順番を間違えると、いくらお金と時間をかけても空回りする。
逆に順番さえ合っていれば、地道でも着実に前へ進めます。
この記事を読んで、少しでも「自分も動いてみよう」と思ってもらえたなら、それだけで書いた意味があります。
騙されることを恐れて立ち止まるより、学びながら一歩を踏み出してください。
その一歩の先に、僕が出会えたような”本物”との出会いが、きっと待っています。
よくある質問
本当に「簡単に稼げるもの」は一つもないのですか?
僕の経験では、”楽して・確実に・自動で”稼げるものはありませんでした。
稼いでいる人ほど、地道な学びと行動を積み重ねています。
甘い言葉ほど疑い、正しい順番でコツコツ進めることが、遠回りに見えていちばんの近道です。
何度も失敗するのが怖くて動けません。
その気持ちは痛いほど分かります。
ですが、僕が正しい学びに出会えたのは、失敗しながらも動き続けたからでした。
大切なのは、大金を賭けず小さく試すこと。
小さな失敗は、致命傷ではなく”知識”になります。
独学と、人から学ぶのは何が違いますか?
独学は情報が断片的になりがちで、正しい順番が分かりません。
僕自身、独学の限界にぶつかり続けました。
信頼できる人から体系立てて学ぶと、点と点がつながり、行動の精度が一気に上がります。
ただし「誰から学ぶか」の見極めは慎重に。

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