「副業で本業の給料を超える」。
そう聞くと、一部のすごい人の話に思えるかもしれません。
でも僕は、もともと手取り24万・年収430万ほどの、ごく普通の会社員でした。
32歳のとき、アパレル卸の会社で働きながら、ココナラの1000円の情報販売から副業を始めました。
そこから約1年で、副業の月収が本業を超え、会社を辞めて独立しました。
この記事は、うまくいった話をきれいにまとめたものではありません。
「最初の1円」から「本業を超えた月」まで、実際の金額と時系列をそのまま公開します。
これから副業を始めたい人が、リアルな道のりをイメージできるように書きました。
結論:普通の会社員が、約1年で副業月30万→独立できた
先に全体像をお伝えします。
僕の副業は、特別な才能や資金から始まったわけではありません。
順番はこうでした。
- 32歳:アパレル卸で働きながら、ココナラで1000円の情報販売(最初の1円)
- 34歳:ネットビジネスを学び、野球のコンテンツ販売を開始(19,800円の商品が初回4件)
- 約6ヶ月:副業が月10万に。特化するため退職・独立を決意
- 約1年:副業が月30万に。手取り24万の本業を超える
- 独立後:高校の外部コーチ契約なども加わり、収入源が4つに
大事なのは金額の大きさより、「小さく始めて、伸びたものに賭けた」という順番です。
ここから、実額つきで振り返ります。
図解:副業収入の推移(本業手取り24万を超えるまで)
スタート地点:手取り24万・アパレル卸の会社員だった
副業を始めたのは32歳、3社目のアパレル卸で働いていたときです。
当時の本業は、手取りで月24万、年収は430万ほど。
決して余裕のある暮らしではありませんでした。
最初にやったのは、ココナラでの情報販売でした。
自分の知っていることを、1000円で売ってみたんです。
今思えば本当に小さな一歩ですが、この「1000円」が僕にとっての最初の1円でした。
自分の経験や知識に、他人がお金を払ってくれる。
この体験が、その後のすべての起点になりました。
大事なのは、いきなり大きく稼ごうとしなかったことです。
「まず1円を自分の力で作れるか」を試した。
ここが、動けない人と動ける人の最初の分かれ道だと思います。
転機:ネットビジネスを学び「自分の経験を売る」に振り切った
そのあと、ネットビジネスで生計を立てている人に出会い、本格的に学び始めました。
そこで気づいたのが、「自分が一番語れるものを商品にする」という考え方です。
僕の場合、それは野球でした。
34歳のとき、自分の球速を上げるためのサポートプランを作りました。
コンテンツ販売と動画での解析指導をセットにした、19,800円の商品です。
最初のローンチ(販売)で、4件売れました。
金額にすると約8万円。
会社の給料とは別に、自分の作ったものが売れた瞬間でした。
このとき確信しました。
「特別なコネや資格がなくても、経験を必要な人に届ければ、お金になる」。
ココナラの1000円が、19,800円の商品に育った。
この延長線に、勝負できる未来があると感じたんです。
約6ヶ月で月10万|「特化するために辞める」と決めた
本格的に取り組んで半年ほどで、副業の月収は10万円ほどになりました。
まだ本業には遠く及びません。
それでも僕は、ここで退職して独立することを決めました。
理由はシンプルです。
副業を”片手間”でやっている限り、伸びるスピードに限界があると感じたからです。
会社の仕事に8割の力を使いながら、残りで副業をやる。
この状態を続けるより、副業に全部を注いだほうが早い。
そう判断しました。
もちろん、月10万で会社を辞めるのは怖かったです。
「本当にこれが続くのか」「うまくいかなかったらどうしよう」。
その不安は、たぶん誰にでもあるものだと思います。
それでも僕の背中を押したのは、「月20万を、自分の力で稼げると分かった」という事実でした。
金額の大きさより、”自分で稼ぐ感覚”をつかめたことが大きかったんです。
約1年で月30万|本業の給料を超えた
独立して集中できるようになると、収入は一気に伸びました。
副業を始めて約1年で、月収は30万ほどに。
手取り24万だった本業を、はっきり超えた瞬間です。
この時期の収入は、主にココナラでの販売と、コンテンツ販売でした。
さらに、コンテンツを見た人から「直接教えてほしい」という依頼が来るようになり、1レッスン(1時間)8,000円のパーソナル指導も始めました。
オンラインで売る仕組みと、対面で教えるサービス。
この2本柱ができたことで、収入が安定していきました。
「本業を超える」と聞くと大きなことのようですが、実際は小さな商品と小さな依頼の積み重ねです。
1000円→19,800円→月10万→月30万。
一段ずつ、階段を上るように増えていきました。
独立後にさらに伸びた|収入源が4つになった
独立してからは、収入の柱がさらに増えました。
中でも大きかったのが、高校との外部コーチの契約です。
個人への指導だけでなく、チームとして継続的に関わる仕事が加わり、収益はもう一段上がりました。
この時期、僕の収入源は次の4つになっていました。
- コンテンツ販売(オンラインで売れる商品)
- 直接レッスン(1時間8,000円のパーソナル指導)
- 野球教室(複数人への指導)
- 高校の外部コーチ契約(継続収入)
ポイントは、1つの収入に依存していないことです。
オンラインで売れるものがあり、対面で教える場があり、継続で入る契約もある。
どれか1つが落ちても、他で支えられる状態を作りました。
僕の考え方:「100万の事業1つ」より「10万の事業5つ」
よく「早く大きく稼ぎたい」という相談を受けます。
でも僕の考え方は少し違います。
1つで100万稼ぐ事業を作るより、10万稼ぐ事業を5つ持つほうが価値がある。
そう思っています。
理由は、今が”何が起きるか分からない時代”だからです。
100万・1000万を稼げる事業があっても、環境が変われば一気に潰れることがあります。
でも、10万稼げる事業が5つあれば、1つがダメになっても4つ残る。
そして10万の事業は、しっかり育てれば20万、30万に伸びていきます。
この考え方があるから、僕は今、金融教育・保険・飲食(店舗とキッチンカー)・野球ブランド(ウェアやグラブ)・地方創生など、複数の事業を並行して持っています。
そして利益が出たら、学んできた金融の知識を活かして投資に回し、複利で増やしていく。
「稼ぐ・分散する・増やす」の3つをセットで回すのが、僕のやり方です。
これから副業を始める人へ|「最初の1円」の作り方
僕の経験から言える、再現しやすい順番をまとめます。
いきなり独立を目指す必要はありません。
まずは”自分の力で1円を作る”ところからです。
ステップ①:小さく売れる場所で、まず試す
最初から立派な商品を作る必要はありません。
僕がそうだったように、ココナラのようなサービスを使えば、自分の知識や経験を1000円からでも売れます。
まずは「自分の何かにお金を払う人がいる」という感覚をつかむこと。
ここが一番のハードルであり、越えれば景色が変わります。
ステップ②:売れる”スキルや経験”を磨く
1円を作れたら、次は「もっと価値の高いものを提供できないか」を考えます。
僕は野球という経験を商品にしましたが、これは人によって違います。
今の時代、とくに需要が伸びているのがAIやWebマーケなどのスキルです。
未経験からでも学べて、副業としてそのまま売りやすい分野なので、”売れるスキル”をひとつ持っておくと強い武器になります。
ステップ③:伸びたものに特化し、収入源を増やす
売れるものが見つかったら、そこに時間を寄せていきます。
そして安定してきたら、収入源を1つに頼らず複数に増やす。
僕の「10万を5つ」の考え方は、まさにこの段階の話です。
焦らず、一段ずつで大丈夫です。
会社員の経験は、副業でむだにならなかった
「早く会社を辞めればよかった」とは思っていません。
むしろ、会社員として営業をやってきた経験が、副業でそのまま武器になりました。
とくに大きかったのが”売る力”です。
前職のベンチャーで、アポを取り、飛び込みをして、自分で数字を作る経験を積みました。
この「価値を伝えて買ってもらう」感覚が、コンテンツ販売やレッスンの集客に直結したんです。
商品が良くても、伝わらなければ売れません。
会社で鍛えた営業が、個人で稼ぐときの土台になりました。
だから、今まさに会社勤めがつらい人にも伝えたいです。
今の仕事で身につけている力は、副業や独立でかならず活きます。
目の前の仕事を”次に売れる自分”を作る練習だと思えると、日々の見え方も少し変わってきます。
まとめ|1000円から始めて、1年で本業を超えた
僕は特別な人間ではありません。
手取り24万の会社員が、ココナラの1000円から始めて、約1年で副業月30万・本業超えまでいきました。
やったことは、小さく試し、売れたものに賭け、収入源を増やしただけです。
もし今、給料に不安があるなら、まずは1円を自分で作ってみてください。
その1円が、あなたの働き方を変える最初の一歩になります。
遠回りでも大丈夫です。
僕自身が、その順番で人生を変えられたので。
よくある質問(FAQ)
Q. 副業はいくらから始めればいいですか?
大きな資金は必要ありません。
僕はココナラの1000円の情報販売から始めました。
大事なのは金額ではなく「自分の力で1円を稼ぐ感覚」をつかむこと。
まずは初期費用のかからないサービスで、自分の知識や経験を小さく売ってみるのがおすすめです。
Q. 副業が月いくらになったら独立を考えていいですか?
人によりますが、僕は「月20万を自分の力で稼げる」と分かった時点で独立を決めました。
金額そのものより、”再現できる稼ぎ方をつかめたか”が判断基準です。
ただし独立にはリスクもあるので、生活費の数ヶ月分の貯金を用意しておくと安心です。
Q. 特別なスキルがなくても副業で稼げますか?
はい、経験そのものが商品になります。
僕は野球の経験を商品化しました。
まだ売れる経験がないと感じるなら、AIやWebマーケなど需要の高いスキルを学んで武器にする方法もあります。
未経験から始められる学びの場も増えています。
26歳までプロ野球選手として活動し、引退後に初めて会社員を経験。大手・ベンチャー・アパレル卸営業など3回の転職を経て、副業収入が給与を超えた35歳で独立し、現在は法人を経営。働くことの悩みを自ら経験してきた立場から「個の時代のはたらき方」を運営しています。

コメント