chrisです。
投手をしていれば誰もが求めてしまう球速。
この球速というのは速い為を投げたいと
思い続けても投げれるもんではありません。
では、
球速を上げる、速い球を投げるには?
速い球を投げるには?(球速アップ)
速い球を投げる為にはそれなりの
トレーニングやコツ、フォーム、感覚、
力が必要になるのは当たり前の事です。
ただ、その力を発揮させる。
投球時最後に一番力を集中させ溜め込んだ
力を解き放たせないといけないのは指先
(リリース)部分です。
大げさに言えば力を入れるのは
最終フィニッシュの指先だけと
言っても間違いではありません。
ただこの指先に力を最終的に伝えるには
下半身との連動役となる体幹の強さが
必要となります。
よく指導がさせてもらっている学生投手達から
『体幹って必要なんですか?』
『腹筋って意味ありますか?』
『何で体幹が必要か教えて欲しいです!』
といった意見や質問をいただく事があります。
言うてしまえば、
この体幹部分が弱ければせっかく鍛えた筋力も
筋出力不足となりボールに力が伝わらないし、
またバランスの悪いフォームとなり、安定した
投球が続けてできなくなるのです。

では、質問です。
単純に上記どちらが強そうですか?
当たり前で左ですよね。
体幹とは簡単に言えばそう言う事です。
強ければなかなか折れないですし
弱ければすぐに折れてしまいます。
投球のバランスや力の伝わりはそこに
近い部分があるので太い木(強い体幹)
をトレーニングで作る必要があるのです。
どう言う事か?
体幹の弱い投手はリリースの瞬間に
体幹の踏ん張りがないので上体が
前に『ペシャン』と折れてしまう。
そうなると被さって投げるので
指先で弾いて投げることは出来ない。
結果、球速も出ない。
これは球数が増えてくれば簡単にわかりますし
体幹が弱いはモロに投球に影響してきます。
そうならない為にも、体幹を強くする。
これは絶対条件です。

また体幹メニューは筋トレではないので
毎日どんなにやっても得しかありません。
またその他のメリットは野球をしていく上で
発生しがちな腰痛などの悩みを解決する事も
できます。
体幹トレーニングが必要だと言う事は
現時点ではあなたは十分に理解している
かと思います。
ただ腹筋を毎日100やっている、
背筋を毎日100回やっていると言う
レベルでは無いくらい体幹を鍛えると
言うのは大切です。
体幹が必要な理由
では理論的になぜ体幹の強さが必要なのか。
人間の体は2足歩行であり足、手、頭と
部分的に動かす事が可能です。

この立っている時点で体幹を
使っているのですがレベルが上がれば
今後レベルが上がって行けば股関節、腸腰筋、
肩甲骨など部分的なトレーニングがどうしても
多くなってきます。
その部分的にパワーアップした
部分を投球にどう活かすのか。
それを活かす為に必要な役割をするのが
体幹部分となるのです。
なぜ体幹なのかと説明すると、
腹筋や背筋などは、体の中心部分の
筋肉です。
足や腕はその体の中心から伸びている
身体部位であり仮に運動でその4点
(両腕、両足)の力を一点に集中させるには
絶対に全ての中心に属する体幹が嫌でも
関わって動きに出ています。
その為、
嫌でも関わるこの体幹部分を強くすれば
力の伝わり方も強く伝わるのです。
要はパワーを集め一点に集中させ爆発させる
チューブやポンプとイメージしていただければ
わかりやすいかと思います。
ですのでしっかり下半身や肩周りを
鍛えてもパワーを伝えるポンプ部分が
細ければパワーの伝わりが弱く自分の
思い通りのキレのある速い球は投げる
事は出来ないのです。
これが体幹の役割です。

人間の構造上、
どんなスポーツであっても
鍛えた部分のパワーを先端(指先)に
伝えるには絶対に体幹の力がなければ
いけないと言う事です。
ボクサーのパンチ
サッカーのキック
テニスのスマッシュ
ゴルフのドライバー
全て。
体幹の力がなければ先端に力が伝わらない。
ただこの体幹と言うのは体の中の部分であり
目にはなかなか強くなったや大きくなったは
わからない部分です。
ウエイトであれば体が大きくなるので
効果が見えて楽しさは出てきますが
体幹はわからない分鍛えていても
一番面白く無いです・・・
ですが一番面白く無い分、
比例して必ずどのスポーツでも
必要とされるトレーニングなのです。
要はスポーツで上手く、強くなるには
体幹の強さは必要不可欠だと言う事です。
では、体幹全体に効いてくる
トレーニングを一部公開しますね!
【スタビリティトレーニング】
これはよく体幹強化メニューで
取り入れられている
スタビリティトレーニングの基本姿勢です。
基本的にこの姿勢で1分感キープと言うのが
あります。

この姿勢に応用を加えて見ましょう!

右手と右足をあげてキープ1分間
逆に左手と左足を上げてキープ1分間
とすれば基本スタイル以上に効いてきます。
また、下記は横向きバージョンです。

この姿勢を1分間キープ
上記スタイルに応用を加えます。

腕と足を上にあげればさらに効いてきます。
それも左右、1分キープずつ。
そしてテーブルと言う姿勢です。

この姿勢で1分間キープ
このスタイルの応用は下記です!

こちらは右足を上げて1分間、
左足を上げて1分間計2分間キープする
トレーニングです。
このように一つの基本姿勢に応用を
加えていく事でさらに負荷をかける事が
できます。
負荷をかければ通常以上に鍛える事が可能。
応用版は少しキツイかもしれませんが
取り組んで入れば必ずできるように
なりますしできるようになれば体幹が
強くなっていると言う事ですので
自分自身の体幹が強くなっていると言う事を
実感しながら取り組んで見てくださいね!
そうすれば今よりもボディバランスが安定し
投球にいい影響を与えるようになります。
あなたが理想とする投手は必ず取り組んでいる
トレーニングです。
頑張りましょう!
今回はこの辺で!
今回は体幹の重要性について
解説させていただきました。
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