『強い球』『速い球』を投げる為の
絶対的条件の中に、
『上半身と下半身のタイミングを合わせる』
と言う事があります。
これは投げる中で最も大切な事でもあり
これが合わなければ、上半身が突っ込んで
しまったり、何故かしっくりこない感覚。
球が走らない、垂れてしまうと
いった事にも繋がってしまいます。

僕が今まで見たきた投手で
球が全然来ない投手は多数いますが、
もちろんそれには理由があります。
- トップができていない
- 体が開いてしまっている
- 腕が振れない
- 根本的に体に力がない
- 上と下の連動性がない
このあたりが球が弱い投手に
見られる多くの特徴ですが、
今回はこの『上と下の連動性』。
連動性という難しい言葉を
使う方が高校生達は理解しやすい
かもしれませんね^ ^
タイミング=連動性。
このタイミングを合わせる方法に
ついてお伝えしていこうと思います。

上と下の連動性を高める練習方法
あなたが今、
上と下のタイミングが合わないと
悩んでいるのであればどんな練習で
改善しようとしていますか?
- シャドーピッチング
- キャッチボール
- ピッチング
- 遠投
恐らくこのあたりかと思います。
ですが上記は間違ってはいませんが
残念ながら合わないものはいくら
ガンガン合わないのに投げ込んでも
変わるには時間がかかってしまいます。
逆にイライラして力みに繋がります。

その為、ランニング量を増やして
上半身、下半身の連動性を
高めるのは絶対的な条件ですが、
それとは別にキャッチボールで
行う上下の連動性の高める練習があります。
それが腕回し投法です。
この投法は足を上げて
2、3回大きく腕を回す事で
上と下の連動性の感覚がわかってきます。
要はタイミングが
合わなければしっかり投げれません。
2つ目の動画は僕のレッスンを受けて
くれている生徒さんですが最初は全く
連動性がないまま投げてしまっていました。
テイクバックに無駄があれば、
体の動かし方も力が抜けてしまう
ような感覚でありました。
ただ、この腕回し投法も含めたドリル。
レッスンを行う事で見る見るうちに
上達してきて今では非常に強い球を
投げれるまできました。
このようにおかしな部分は
練習の工夫で改善する事が可能です。
上下の連動性を高めるトレーニング
連動性を高める投法はもちろん
行って欲しいのですが、 ボールを
投げなくてもトレーニングとして
しっかり意識付けする方法もあります。
それがこの練習法です。
しっかり頭を後ろに残し
下半身の動きにつられて低い位置で
回旋しながら上体が前に来る。
メディシンボールを使うので
下半身がバリバリに張って来て
キツイトレーニングですが、
もしまだこれができない場合は
ボールを投げなくていいので
ボールを握った状態で行ってもOKです。
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そうする事で自分の中で
上半身と下半身の連動性が出て来た
時がわかるようになって来ます。
そうなれば強い球を投げる事が
できるかもしれません。
まとめ
今回は上半身と下半身の
連動性を高める練習と
トレーニングをお伝えしました。
良くこのような練習を伝えると
一度で良くなると勘違いしてしまう
学生投手がいますが一度で良くなれば
苦労しません笑
なんなら全員がプロ野球に行けます。
良くなるにはどちらにせよ継続が一番大事です。
連動性を上げるトレーニングは
余裕で20回5セット出来きるくらい
鍛え上げてくださいね!
では今回はこの辺で!
ご質問などありましたらご遠慮なく
下記からご連絡くださいね!
chrisベースボールアカデミーを開校しました。
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