あなたは一流投手と言うのは
どのようなイメージを持っていますか?
やはり150キロを超える
ストレートとピンチで三振が
取れる変化球。
これではないでしょうか?

もちろんそういう投手が一流には
多いのは確かです。
ですがそれ目指すのは良いですが、
そこに固執しすぎると、
ポテンシャルが足りなければ
間違った方向性で目指してしまい
一流投手、良い投手への道は
遠回りしてしまいます。
正直な話、世の中の人間全員が
練習すれば150キロ以上の
ストレートを投げれるようになれる
訳ではありません。
残念ながら。
ですが、だからと言って一流になれない。
そう言う訳ではありません。
150キロが出なくても一流の投手、
良い投手と言うのは世に中たくさん居ます。
ではそういう一流の投手は
何が優れているのか?
この記事では僕がプロ野球の世界を
見て肌で感じた一流、二流、三流投手の
違いについて解説していきたいと思います。
この記事を読み、理解でき
それを目指して取り組む事で
あなたは現状150キロ出なくても
良い投手、負けない投手の仲間入り
する事ができるかもしれません。
是非しっかり確認して
明日から意識して練習してくださいね。
一流、二流、三流投手の決定的な違いとは
ここの違いはただ一つです。
それは不利なカウントからでも
ストライクが取れる球種が
どれだけあるかの違いです。
これは簡単な話のように聞こえますが
凄い技術、度胸、感覚、練習を要します。

その違いというのが。。。
一流投手
一流投手はカウント0−2から
ストライクを取れる変化球が
2種類ある。
これです。
プロ野球や社会人野球、
大学のリーグ戦は同じ打者と
対戦する事がよくあります。
その中で
『この投手は何を投げる』
『このカウントではこの球が多い』
といったデータを取られてしまいます。
その中で0−2と言ったフリな
カウントから、2種類の変化球、
ストレートと打者からすると
3球のうちから狙いを絞らないと
いけない状況になれば打者も迷い
決め打ちができません。
一流投手はそういった自身がフリな
カウントからでもストレートを合わせて
投げきれる自信のある変化球を2種類
持っているという特徴があります。
二流投手
二流投手はカウント0−2から
ストライクの取れる変化球が
1種類しかない。
この一流との1種類の差は
結構大きな差となります。
自身のフリなカウントから
ストレートとカーブしか
ストライクを取れる確率の高い
球がない。
お分かりの通り、
一流が三分の一の確率から
2流は二分の一の張りが打者は
できてしまいます。
この一球がリーグ戦では結果を
左右する大きな差となります。
その結果とは勝敗。
投手としての勝利率に繋がります。
三流投手
三流投手はカウント0−2から
ストライクを取れる変化球は無く、
ストレートしか投げれない。
これです。
この自身がフリなカウントでは
四球を出したくないといった状況、
感情から変化球は怖くて投げれない。
ストライクを取る自信が無い。
その為、ストレートしな投げない。
これではいくら150キロを
バンバン投げて居ても打たれます。
結果、ストレートを狙い打ちされる。
抑える事ができない。
これが三流投手の特徴です。

※画像の投手が三流という訳ではありません笑
フリなカウントからでも変化球を投げれるように
ここまで説明させていただいたように
一流、二流、三流投手の差は
決して球のスピードにフォーカス
するのではなく、自身のフリなカウント、
打者有利のカウントからストライクを
取れる変化球が何種類あるかの差です。
今、あなたがそれができて居ない。
140キロ出るようになったのに
普通に打たれる。
そのような状況であれば打者からすると
投げてくる球が絞れるから打てる。
これに尽きます。
自身のフリなカウントからでも
変化球でストライクを取れるように。
その変化球の制度や曲がりは
特別意識しなくてもアバウトで大丈夫。
緩急が出て少し変化すれば
打者からすると嫌なものです。
打者が嫌がる投手=良い投手

球が早いだけでは無い。
何を投げてくるかわからない。
打者が嫌がる投手を目指しましょう!
まとめ
今回の記事は一流、二流、三流投手の
決定的な違いをご説明させていただきました。
これに関しては僕がプロ野球で
一流と呼ばれる投手を間近で
見てきた経験、そして長い2軍生活で
一軍に上がれないその他の投手達との
差を自信が引退して分析した結論です。
勝てる投手はフリなカウントから投げる球、
ストライクを取れる球種が多い。
今のプロ野球でも一流と呼ばれる
投手はこれが確実にできています。
150キロは投げれないかもしれないけど
ストライクを取れる球種を増やす事は
努力や正しい練習をすれば絶対にできる
ようになる事です。
それは練習でのブルペンなどで
自身のフリなカウントを設定して
変化球を投げる。
そういう練習を根気強くする事を
心がけましょう!
では今回はこの辺で!
もしご質問などありましたら
下記からご連絡いただければと思います。
よろしくお願いいたします!
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