『あがっている』『地に足がつかない』
『舞い上がっている』『上の空』と言う
ような言葉があります。
緊張している時には、意識が上の方に
あがっている状態です。
例えば、
試合前に何故か下半身がフワフワする
感覚になる事はありませんか?
『なんかしっくりこない』
『調子が悪い?』

反対に『落ち着いている』
『地に足が付いている』『冷静沈着』
と言うように集中して実力が発揮できる
状態の時は、意識が下(下半身)にあります。
要は重心が下に落ちている。
この記事では、
試合で下半身がフワフワした感覚に
ならないように下半身をどっしりさせ
『地に足が付いている』状態で自分の
実力を発揮できる状態に切り替える
『センタリング』と言う方法をお伝えします。
これを知る事で、あなたは試合前、
試合中の自分が自分でないような
変な感覚に襲われ実力が発揮できないまま
炎上や結果を出せないと言う事から
遠ざかる事ができます。
その方法とは、
おへその下の『臍下丹田』に意識を
集中させるだけです。
とても簡単にすぐにできる方法で、
体の中心であるこの一点に意識を
向ける事で不安や緊張で浮ついた
気持ちが取り払われ『いま・ここ』に
集中する事ができます。
臍下丹田とは?
臍下丹田とは、おへそから
5センチくらい下の場所で、
体の厚みのちょうど中心部分です。

このお腹の中心に意識を向ける事で
気持ちを落ち着かせ、集中力や理解力を
増す事ができます。
試合前に緊張してしまった時はもちろん、
試験前や人前で話す時など、
あらゆるシチュエーションでこの
トレーニングは役立ちます。
座った姿勢ではもちろん、
立った状態や走りながらでもできます。
心を落ち着かせ地に足を着ける
臍下丹田を意識する事で落ち着いたり
集中力を高めたり、地に足を付かせたり
あらゆる用途で重要な事がわかったかと
思います。
ソフトバンクホークスの王貞治会長も
一本足打法を作り上げる時に、
この臍下丹田を意識すれば余分な
力を抜いて、力まずにボールを打つ事が
できる状態を一瞬で作り出せる為、
常に意識していたと言うエピソードもあります。

それほど野球に限らずですが
スポーツにとってこの臍下丹田を
意識する事は非常に重要であり大切です。
臍下丹田に意識を向ける方法
では、具体的にどのように
意識を臍下丹田に向け重心を
下に落として行くのか?
基本的には先ほどお伝えした
おへその下5センチの部分を
意識して立てば重心は落ちます。
ただ、これは慣れてからのお話です。
やり始めや、まだ上手くできない
場合はドローインと言う方法があります。
下記、わかりやすい動画を
貼りますのでご覧ください。
動画の内容としてはダイエットや
腰痛予防の事をさしていますが、
要領は同じです。
このドローインを練習前にしっかり
行う事で臍下丹田に意識を置く事ができます。
これで慣れてくれば立ちながらでも
走りながらでも瞬時に意識を持って
行く事ができるようになります。
そうすれば下半身のフワフワはなくなり
常に自分のピッチングができやすい
状態を自身で作る事ができます。
是非取り組んでくださいね!
きっと新たな良い感覚を掴む事が
できるはずですよ!
まとめ
本日は臍下丹田に意識を集中させる方法を
お伝えしてきました。
この方法、トレーニングはプロ野球では
全員が自然と行い、当たり前に取り組んでいます。
逆にやらないと不安になるくらい
意識するようにしてくださいね。
投手は下半身始動。
下半身で投げます。
重心を下に落とす事で下半身を
使える感覚が増してきますよ!
では、今回はこの辺で!
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