スポーツ選手も指導者も、
人それぞれ悩みを抱えています。
その悩みの種類を問わず、
それぞれの悩みを
解決する為に効果的な手法が
『S.C.O.R.Eモデル』です。

『S.C.O.R.Eモデル』とは、
5つの視点(現状、原因、目標、リソース、結果)
に立って、問題を整理していく手法です。
それぞれの視点から考えを整理する為の
『質問』を5枚のカードを用意して
書き出して床に並べ、立ち位置を
変えながら質問に答えていきます。
『答えは自分の中にある』と世の中
言われていますが、この手法を使うと、
心のモヤモヤが晴れてスッキリし、
解決策にたどり着く事が可能になります。
この5つの視点の中の
『リソース』と言う部分の意味は、
目標達成や問題解決に活用できるあらゆる
資源の事を指します。
例えば、経験、知恵、知識、技術、人脈、
情熱、想い、お金、応援してくれる人などです。
S.C.O.R.Eモデルの実施方法

- 5つの視点から考えを整理する為の『質問』を明記した5枚の紙を用意して床に並べます
- 『現状』の紙の前に立って、紙に書いてある質問を自分自身に投げかけながら質問に答えていきます。1つ目の視点で納得がいくまで答えを導き出せたら『原因』『目標』『リソース』『結果』の順番で、同じように質問を使って考えを整理しますが、何度でも行ったり来たりしながら、納得がいくまで続けます。
髪が置かれた床を歩きながら
場所を変えていく事で、
脳のチャンネルを切り替える事ができます。

目標を明確にするGROWモデル
目標を掲げているものの、
思うようにモチベーションを維持
できなかったり、試練に直面して心が
くじけてしまったりする事があります。
メンタルトレーニングを実践していても
『メンタルトレーニングで目標を設定した
はずなのに・・・』と落ち込む事もある
かもしれませんが、同じ手法を繰り返したり、
新たな方法を試すなどしてください。
『継続できる事が成功への最高の近道』です。

ここからは、自分で答えを見出していく
手法をもう一つお伝えしてきます。
目標に向かって新たな一歩を踏み出す
サポートをする為の有効な手段として、
『GROWモデル』と言う手法を使った
コーチング手法があります。

ここでのコーチングとは『指導』ではなく、
相手の心にある答えを引き出し、
問題を自己解決していく手助けをする
手法の事を指します。
スポーツやビジネスの現場で問題解決の
思考も導き出せるので、広く活用されています。
『GROW』は、
『Goal(ゴール)ーReality(現実を確認する)ー
Options(選択肢)ーWill(意志)』の頭文字です。
GROWモデルは質問の力を使いながら、
まずは選手の目標を明確にし、目標達成に
必要な行動を確認していきます。
そして行動の選択肢を増やし、
自立して継続できるようなしくみを作って
いく為に役立ちます。

4つの視点からの質問で問題解決へ『GROWモデル』

頭の中でグルグル悩んでいても
解決の糸口が言い出せない事があります。
そんな時は、質問の力を使って
自分を俯瞰しながら気持ちを整理していけば、
おのずと解決策に出会えます。
その方法は4つの視点から質問する事で、
自分や選手が自身の中に答えを見出し、
問題解決への糸口を導き出す事ができます。

まとめ
今回は悩みを解決するスキルの
『S.C.O.R.Eモデル』と『GROWモデル』に
ついて解説させていただきました。
今あなたが悩みを持っていたとしても
この手法を使い自身に質問を投げかける事で
解決の糸口が見えてくるはずです。
指導者としても選手への『質問』は
絶大な効力があります。
是非トライしてみてくださいね。
では今回はこの辺で!
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