子供に野球が上手くなってほしい。
もちろん親としてコーチとして
当たり前の感情だと思います。
その為、
色々なトレーニングを
YouTubeなどで探し出して取り組ませる。

例えば、
筋力アップ的な不可を要したトレーニング
このようなトレーニングは子供達には
まだまだ早い。
結論、まだ子供は骨が柔らかく
出来上がっていません。
その為、プロ野球選手がするような
トレーニングに取り組んでも怪我して
しまうだけです。
要は上手くなるどころは潰れてしまう。
では子供達にはどのような練習や
トレーニングが適しているのか?
子供の成長に合わせる
子供の成長において
- プレ・ゴールデンエイジ
- ゴールデンエイジ
- ポスト・ゴールデンエイジ
と言う神経系の成長過程があります。
この神経系は6歳までに90%成長し、
12歳ぐらいでほぼ100%になると
言われているそうです。
大人になってから野球やサッカー、
他のスポーツを初めても、勉強を
初めてもあまり体が動かない、頭に
入ってこないと言うのはその為です。
例えば一つの種目で活躍している選手が
例えば『小さい頃からそのスポーツだけ
やってました。』と言う人はあまりいません。
野球選手にしても
『幼少期は水泳やサッカーをしていた』
と言う選手が多いのは確かです。

世の中色々な研究がありますが、
子供の神経系が大人に近いレベルまで
一気に成長する『ゴールデンエイジ』は
次のように年齢分類されています。
3歳〜8歳 プレ・ゴールデンエイジ

主に遊びで色々な動作や、
バランス感覚を身に着ける時期。
布団の上ででんぐり返しに始まり、
木登り、ブランコ、鬼ごっこなど。
8歳〜11歳・・・ゴールデンエイジ

小さい頃に運動神経を高めておく事で、
見よう見まねでできるようになる
『即座の習得』が可能になる時期です。
いろいろな動作を組み合わせて、
野球に関しては実践的な練習に
入っていきます。
例えばノックなら逆シングル、
ショートバウンドの処理などが
運動神経向上に役立ちます。
11歳〜14歳・・・ポスト・ゴールデンエイジ

それまでに習得した動きの強さ、
精度を高めると同時に、心肺機能が
ぐんと伸びてくるので短・中・長距離、
強弱とバリエーションを持たせながら、
この時期に追い込むのが最も効果的だと
言えます。
私自身は、中学時代のシニアリーグが
スパルタ式で、タイヤ押し、
終わらないベースランニングなどの
精神論。
オーバーワークでしたが、時期的には
良い面もあったのかもしれません。
成長具合により個人差はありますが、
年齢に合わせてやることも見えてくる。
小学生に対してみやみやたらに
走り込みやトレーニングをさせるのは
考えものと言うことがわかるかと思います。
では、
- プレゴールデンエイジ
- ゴールデンエイジ
の真っ只中の少年野球の選手達には
どのような練習をさせるのが効率的かつ
今後の成長に好影響をもたらすのか。
少年野球の子供達に必要な練習とは?
それは、
野球の練習(ノック、バッティング、
キャッチボール、ピッチング)は
必要不可欠ですがその他に関しては、
トレーニングや強化ランニングは
そこまで必要ありません。
それならば運動神経を高める為に
注力してあげる。
今後の野球人生に役立つ運動神経の
向上を目指す事が何よりも優先です。
その為には、バトミントンで遊んだり、
ランニングに関しては横の動き、
切り返しなども自然と出てくる
鬼ごっこなど楽しみながらトレーニング
する事がベストではないでしょうか。

このような切り返しや伸びが
体に不規則な動きを取り入れる事で
どんどん運動神経は高まり野球に
繋がってきます。
バトミントンに関してはしっかり
トップを作って打ち返す為、
ボールを投げる際の動きに
好影響をもたらすのは間違いまりません。
またトレーニングに関しては
プライオメトリクスなどは
小学校時から取り組むのは良いです。
プライオメトリクストレーニングとは
瞬発力をあげるトレーニングの事です。

投げる、打つには絶対的に
瞬発力が必要となります。
『一瞬で力を発揮する』
『瞬時に筋出力をあげる』
これは野球では必ず使う部分です。
その為、小学生にトレーニングさせるなら
筋力強化ではなく瞬発力強化。
運動神経の強化。を最重要項目として
指導してあげるのがベストです。
小学生の時から野球が上手くなって欲しい。
その気持ちはもちろん大切ですし
思っても仕方がない事です。
ですがスーパー小学生にならなくても
小学生のうちから正しい段階を経て
野球に取り組めば今後世代を代表する
選手になる可能性は高まります。
何故なら、
世代を代表する選手やプロ野球選手は
確実と言っていいほど運動神経が高い。
それを高めるにはこのゴールデンエイジで
どのような取り組みをしているかで成長した
後のパフォーマンス力は変わってきます。
まとめ
今回は、
少年野球の選手達にはどのような
練習が適しているのか?について
記載させていただきました。
子供達の時期に訪れる
- プレ・ゴールデンエイジ
- ゴールデンエイジ
- ポスト・ゴールデンエイジ
この3つの時期に将来、
野球での活躍に繋げる為には
何が必要なのか?
お父さんコーチとして考えて
みてはいかがでしょうか^ ^
では、今回はこの辺で!
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