勝てる投手が習得している3つの絶対的な条件、技術とは?

勝てる投手。 

それはチームとして絶対的に

重宝されて指導者からも信頼

厚い投手。 

 

 

いくら150キロ投げて変化球が

曲がって、落ちても、試合で勝てない、

炎上ばかりであると指導者は安心して

試合を任せる事ができません。 

   

 

勝てる投手になるには、

それなりの条件が必要です。 

 

 

その中でもちろん

コントロール(四死球を出さない)

絶対的な要素となりますが、

僕がプロの世界で見てきた勝てる投手

捕手からも、指導者からも扱いやすい

投手とはどういったものなのか? 

  

 

今回は勝てる投手が習得している

絶対的な条件についてお話したいと思います。  

 

勝てる投手の絶対的要素①

 

勝てる投手が習得している絶対的

条件①は、、、、、、 

  

配球の組み立ての中で

インコースに突っ込んで

投げ切る事ができる。 

 

  

 

この条件の大切な部分は

『配球の組み立ての中で』

と言う部分です。  

 

 

高校生や大学生の認識として

インコースの球=決め球。 

 

カウント2−1から

『インズバ見逃し三振』 

こう言う認識かと思います。 

 

もちろん決め球でインコースを

使うのは間違っていません。 

  

 

ただ高校生や大学生はそれが

通用しても社会人やプロと

一気にレベルの上がる世界に

進むとそのインコースを使う認識だと

良い打者を抑える事はできません。 

 

   

プロ野球の試合での配球を

見ていればわかるかと思いますが、

場面によっては初球から

インコースへのボール球。 

1−1からインコースのボール球。

とインコースに突っ込んで打者の

上体を起こす事が重要となります。 

 

 

何故か? 

球速130〜140キロである程度

ストライクが取れる投手だと打者は

怖くありません。 

その為、アウトコースを攻め続ければ

打者は2、3周りすると踏み込んで来る。 

 

そうなると完璧に引きつけられて

長打を喰らってしまいます。 

そうならない為のインコースの

ボール球で打者から踏み込む勇気を奪う。 

 

 

これを投手としては

『当てたら嫌だ』と言う気持ちを

振り払いしっかり投げ切る事が重要。 

 

勝てる投手はこのインコースへの

ボール球の必要性をしっかり理解して

ビビらずに投げ切ります。 

  

ここにビビってしまうと

球は中に入り打ち返される。 

気持ちの強い投手=インコースを攻める。

エグる。 

と言う事に繋がります。 

 

 

オラオラの気持ちでアウトコースばかり

投げていてもただの自己満足に過ぎない。

打者からすると気合だけ入ってる

全く怖くない投手だと言う事です。 

 

  

インコースを決め球で使うでなく

配球の組み立ての中で打者の上体を

起こす為に投げるのがインコースを

投げると言う本質の部分です。 

 

  

勝てる投手はこれは絶対に

行っている投球、考え方です。 

  

 

 

勝てる投手の絶対的要素②

勝てる投手が習得している絶対的

条件②は、、、、、、 

 

0ストライク2ボール

0−2の不利なカウントから

ストライクの取れる変化球を2つ

持っていると言う事です。

  

 

ストライク先行で投げるのは

もちろん理想ですが投手も人間。 

ボールが先行してしまう事は

当たり前ですがもちろんあります。

 

 

そんな時に勝てる投手は不利カウントから

変化球でストライクをとりカウントを

整える技術を持っています。  

  

 

要は打者の考える幅を広げる事が重要。 

  

 

例えばカーブでしかストライクが

取れなければ0−2から打者は

ストレートもしくはカーブを張り

打ってきます。 

  

2つストライクの取れる変化球があれば

単純にストレートと他の2種の変化球の

計3球の中から打者は考えなくてはいけません。  

  

そうなれば読み違いが多くなり

打ち損じの確率がグッと上がります。 

  

 

野球は確率のスポーツです。

相手の確率を下げる方法を考え、

練習する事であなたの勝つ確率は

どんどん上がります。 

 

 

また高校生であれば

変化球=大きな変化が良い 

思いがちですが決してそうではありません。 

  

曲がりが大きくボールになれば

元も子もない。 

小さな変化でストライクゾーンに

投げれるようになるのが良い投手の

最初の条件でもあります。  

 

 

ストライクを取れる変化球を2つ。

それは曲がりが小さくてもOK。

是非意識してピッチング練習してくださいね! 

 

そうすればあなたは何を投げて来るか

わからない打者が嫌な投手になる事ができます。 

 

 

勝てる投手の絶対的要素③

 

勝てる投手が習得している絶対的

条件③は、、、、、、  

 

【自分本位】

文字通り自分本位に投げ

試合を動かせると言う事です。 

  

 

これはテンポや間合いを自分本位に

支配できると言う事です。  

 

野球は投手が投げないと

プレーは動きません。 

  

 

その部分で打者に合わせるのではなく

投げる間合いを長くしたり短くしたり

プレートを外してみたりとマウンドで

自己中心になる事です。  

  

そうする事で打者にイライラさせたり

打ち急がせたり、タイミングをズラしたり

空間を支配する事を心がけましょう。 

 

 

投手あるあるとしては、

やはりピンチでは早く抑えて

ベンチに帰りたいと言う

気持ちが出てきます。 

 

そう言う場面で自分本位のピッチングが

できるのかどうか。 

それが重要な結果に繋がる役割となります。 

  

下記はそれを物語る動画です。 

 

 

 

150キロ以上投げないのに

勝ちを積み重ねる良い投手は

このマウンドで空間を支配しています。 

 

打者が

『早く投げろよ!』

『タイミングを狂わされる』

と言う感情にさせてしまう。 

 

これができるようになれば現時点で

凄い球が無くても何故か打ちずらい投手。 

 

打者に嫌がられる投手になります。 

  

野球で勝つ、結果を出す為には

『相手が嫌がる事をする』

これにつきます。 

 

そういった視点を持って

練習したり、プロ野球を見れば

あなたの投球術向上に繋がります。 

 

 

そして実践してみてください。

勝てる投手になるには

『良い球を投げる!』

だけで無く、そういった投手としての

考え方も非常に大切な事です。 

 

 

まとめ

今回は勝てる投手ができる

絶対的な条件3つをお伝えさせていただきました。 

 

勝てる投手の条件3つは

 

  • 配球の組み立てでインコースを投げる
  • 不利なカウントから変化球でストライクが取れる
  • 自分本位のピッチングができる

 

この3つです。 

是非意識して取り組んでくださいね! 

 

では、今回はこの辺で! 

 

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