今回投手として投げる際に
最も使う筋肉はどこなのか?
と言う疑問もあり、自らが
学生たちにバッティングピッチャーを
行いその翌日の筋肉への刺激を確認
してみました。
僕自身すでに引退して10以上が経ち、
学生達のように毎日ランニングや
トレーニングはしていません。
その為、刺激がモロに伝わり、
投手として一番使う筋肉が分かると
思い実施してみたと言う事です。
要は投手として投げる際に必要だから
トレーニングしていない分その部分が
筋肉痛になる。
結果、投手としては絶対に鍛えて
おかないといけない。
トレーニングが必須な部分だと言う事です。
現役投手は毎日トレーニングしているので
投げてもあまり実感できないかとは
思いますがトレーニングしていない
人間だからこそ分かる事が多数出てきました。

バッティング投手の内容(ルール)
今回のバッティング投手は
軽くストレートだけ投げていては
分かることもわからないと思い
実践形式にて投げる事にしました。
【球数】
150球
【ストレートの球速】
125キロ〜135キロ
【変化球】
カーブ、スライダー
カットボール、チャンジアップ。
僕の持ち球全てを投げカウントを取り
学生と対戦という形で150球
投げ続けました。
今回学生と話しているのは
甲子園出場実績のある強豪校の
練習サポート(指導)と言う形で
関わらせていただいております。

バッティング投手終了後の体の変化
150球の熱投?を終えた
直後の体の変化はまずは肩。
これは当たり前ですよね。
10年近くもしっかり投げていないので
肩が張るのは当たり前の事です。

ただ部分的なお話をすると
『三角筋』『上腕三頭筋』の筋肉の
張りがとてつもなく強いと感じています。
そして肩甲骨周りの張りも激しい。

部分的には『大菱形筋』の張りが
一番感じる事に気がつきました。
この部分が投げる中で上半身の中で
非常に大きく使っていると言う事が
わかります。
その為、鍛える必要、そして柔軟性を
あげていく必要があると言う事です。
そして翌日になると体の大部分に
張りが出てきました。
バッティング投手実施翌日の体の変化
翌日になると多数の部分に
張りが出ている事がわかりました。
具体的には
- 体幹
- 脇腹
- 背筋
- 肩甲骨周り
- 股関節周り
- 腰
- お尻
- ハムストリング
この8部分の張りが凄い。

要は投げる為、強い球を投げるには
この部分の強化は絶対に必要だと言う事です。
何故なら投げた後に張るから。
張るということは使っている、
刺激が入っているという事です。
今現役の投手は投げた翌日に
この8部分は張らないかもしれません。
その理由はその刺激に筋肉が慣れているから。
慣れていると強いは別の話です。
逆に現役なのにも関わらず、
この部分が張るとい事は弱いという事です。
良く僕も質問を受けるのが
『投手に体幹は必要ですか?』とい
内容が多いのですがこの投げた後で
かるように投げる際に体幹部分は
めちゃくちゃ使うから翌日に筋肉痛になる。
股関節に関しても体重移動時の
粘りを出すためには股関節周りの
稼働が必要になる。
その為貼ってくる。
下半身で投げれば重心は
落ちてくるのでケツ周りが張ってくる。
その大部分の筋力が弱ければ
強い球、速い球は投げれないとい事です。
その鍛えないといけない具体的な
部分は今回の実験でわかったような気がします。
現役時代は投げても翌日の張りというのは
多少のものだったので。。
こんなに色々な筋肉を使って投げて
いたのとのだ改めて理解する事ができました。
バッティング投手を終えて 【まとめ】
今回は全くトレーニングをしていない
自分が久々に強く、球数多く投げれば
どの部分が張ってくるのかという
実験も含めて実施しました。
僕はたった一日投げただけで
これだけの部分に張りが出ましたが、
現役の投手からすると毎日のように
投げるのかでその部分の張りが
わからなくなってくる。
その為、体幹や股関節、ケツ周りの
トレーニングの必要性がわからない。
今回この記事を読んで走るだけではダメ。
投げるだけではダメ。
しっかり投げる為に使う部分の
トレーニングは必要。
その必要な部分をわかっていただけた
のではないでしょうか。
また今回投げた当日に非常に
大きな張りが出た肩。
この部分は何が何でもトレーニング
する必要があります。
でないと肩を壊してしまう可能性が高くなります。
こちらに関しては肩のトレーニングの
方法を下記に貼り付けておきますので
同時にチェックしてくださいね!
いきなり訪れる可能性のある絶望、野球人生の終わりに直結する肩のケガを回避するインナー以外のトレーニング
では今回はこの辺で!
また何か実験できたらこのブログで
書いて行きますね!
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