カウントの有利、不利を知り余裕を持ったピッチングをしよう!

 

打たれたくない! 

四球を出したくない! 

と言った気持ちから

どんなカウントでも

一生懸命投げて勝負してしまう。 

 

それでは疲れてしまいますし

長いイニング持ちません。 

 

先発をするのであればやっぱり

9回を投げ切ってこそ先発投手。

それが先発投手の醍醐味です。 

 

 

  

この記事では投手としての

自分が有利不利なカウントを知り

投球に余裕や遊びを作る事が重要と

言う事を詳しく解説していきます。 

 

 

あなたは一生懸命試合で投げている。 

という事は打者も一生懸命打ちに来る。 

   

 

一生懸命頑張っているという事は

気持ちにも変化や感情が生まれます。 

  

 

そういう時に打者の心理状況や、

どちらが今有利な立場なのかを知る事で

投球に幅が出てくるという訳です。 

 

 

それを知る事で今まであなたが

全イニング、全球、気持ちの休まりや

加減する事ができない。 

要は遊びや余裕がないピッチングを

しているのであればこれを知る事で

あなた本位のピッチングができるように

なります。 

 

是非しっかりチェックしてくださいね! 

 

   

投手が有利なカウント、不利なカウントとは?

 

まずは、下記をご覧ください。 

 

 

これは故野村克也監督の本に

記載されているボールカウントによる

打者と投手の心理変化の図です。 

 

 

この投手が有利なカウントこそ

逆に打者を気持ちの面で追い込んでいる。 

打者に対して有利な立場だという事です。 

  

 

例えば0−1このカウントの時には

ガンガン投げなくても打者は

追い込まれたくない感情が働くので 

角を狙わずファールを打たせれば

OKと言った気持ちの余裕を持つ事が

大切だという事です。  

 

 

逆に打者有利のカウントでは

それを自分自身がわかる事で

緩急を必要とする場面など

自分自身配球に対して理解ができる

ようになってくるかと思います。 

 

 

配球というのは基本キャッチャーが

サインを出しますが、抜き所、力の入れ所

と言うのは投手自身のサジ加減です。 

 

 

こう言うカウントの有利、不利を

理解する事で全球全力で投げる事が

なくなるので捕手としてもリード

しやすい投手と認識してもらえます。  

 

 

そうすればあなたの投手としての

信頼感も格段に上がってきます。 

 

 

 

  

このカウントの有利不利に繋がる

事がもう一つあります。 

 

それは良く、僕の元に

『変化球が曲がりません』 

と言う悩みの相談をいただきます。 

 

 

これ、なかなか難しい話ですが

簡単に言えば変化球は別に

大きく曲がったり、落ちたりしなくても

大丈夫だと言う事。 

 

 

逆にそのほうが打者は打ちにくい。 

と言う現実です。 

 

変化球は別に大きく曲がらなくても良い!?

 

 

中学生や高校生に関しては

『変化球は大きく曲がればOK』

と言った間違った認識があります。 

 

 

ストライクからボールに

大きく曲がり空振りを取る。 

これが理想かと思います。 

 

 

もちろんこれは大切な球ですし

練習して欲しい球です。 

 

 

ですが曲がっても曲がりが早ければ

打者のレベルが上がれば見極められる。 

 

曲がるよりもストレートに

できるだけ近い起動で曲げるか。 

 

これが正しい変化球です。 

 

 

ここまでお伝えしたカウントの

話でも例えば0−0のカウントから

投げる変化球は大きく曲がって 

ボールになっていては意味がありません。 

 

 

真ん中付近に少し曲がれば良いのです。 

 

 

そして曲げようとはせずに

右投げならば右打者の肩口から

曲げるイメージ。 

 

グイっんって曲がる変化球は必要ない。

そう言う事です。  

 

 

投手が有利なカウントでは

大きく曲がる変化球なんて

必要はなく打者が思わず手を出して

しまう変化球と言うのが効果的です。 

 

 

変化球は曲げようとすると抜ける

  

そして変化球を曲げよう。

曲げよう。曲げたい、と

思えば捻りを強く加えるかと思います。 

 

 

これは悪循環であり、

抜けてしまい余計に曲がりません。 

 

 

その為、今曲がらなくても

体が強くなりスピンをかけ

弾けるようになれば良い。 

 

 

曲げよう曲げようとしても

手首が返って抜けるだけです。 

 

 

その為、良い変化球を投げたいので

あれば今はストレートに近い球筋を

最大限に意識する方が良い。 

 

 

それができるよになれば

勝手にスピンが加わりいつの間にか

曲がり幅も広がり自身で調節できる

ようになってきます。 

 

 

プロ野球の投手も最初から

変化球が曲がっていた訳ではありません。 

 

まずはまっすぐに近い起動の変化球で

真ん中に投げ込む。

変化球とはあくまでも緩急と言う事を

しっかり意識して取り組みましょう。 

 

 

まとめ

今回は投手として有利、不利な

カウントについてお話させていただきました。 

 

その中で投手有利なカウントでは

大きな変化球はいらない。

ある程度真ん中に集まるアバウトな

球速の変化、変化量の少ない変化球でOK

と言う事をお伝えさせていただきました。 

 

 

投手有利なカウントをしっかり頭にいれ

試合で自身有利な攻めかた自分本位の

ピッチングができるように頑張ってくださいね! 

 

 

では、今回はこの辺で! 

 

 

ご質問などありましたら

ご遠慮なく下記からご連絡いただければと

思います! 

 

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