chrisです。
投手として速い球を投げるのは理想です。
150キロのストレート!
打者が手の出ない速球!
これは絶対に求めて練習する必要があります。
ただ、指導者からは
『投手は下半身を使って投げる』
『下半身そ使って投げなさい』
そう言われているかと思います。
もちろんそれは間違っていませんし
投手は下半身を使わないと強い、
速い球を投げる事はできません。
そんな時に取り組んでしまうのが
重心を下げて投げる。
これが下半身を使う。

それは大きな勘違いです。
もちろん多和田投手の様に重心を
低い位置で体重移動させるのは理想です。
しかしこれには股関節周りの柔軟性、
強度が絶対的に必要なパフォーマンスです。
その為、
マネしてもできる事ではありません。
柔軟性、強さが無いのに
この投法をマネしたり無理やり重心を低く
落として投げようとすればステップ幅が
広がってしまい、上体が突っ込んで
トップが間に合わず、担いで投げてしまう様な
形(フォーム)になってしまいます。
そうすると球に力が伝わりませんし
やればやるほどフォームはおかしくなり
球速が落ちてしまいます。
では、どうすれば良いのか?
速い球を投げるには
冒頭でもお伝えした通り、
速い球を投げるにはもちろんランニングや
トレーニングは必須条件ですが、
下半身始動で投げる必要があり
それをできる様にするには股関節周りの
柔軟性の向上と強化をする他ありません。
今回、この記事では股関節周りの柔軟性、
強化するたえのトレーニングを3つお伝えします。
この3種は毎日できるトレーニングですので
速い球を投げる目標があるとすれば必ず
頑張って取り組む様にしてくださいね!
速い球を投げる為に股関節周りを強化する
①股関節可動域向上体操
このトレーニングは練習前にも
練習後、寝る前にも50回以上は
連続してできる様になりましょう!
また上体をまっすぐ立てて
足を上にあげる為、体幹強化にも
繋がります。
中には足を上に上げて停止する事が
できない選手もいます。
その理由は体幹が弱いという事です。
投手として体幹の強さは絶対条件です。
下記、体幹強化の記事を貼り付けておきますので
こちらも含めて取り組んでくださいね!
投球時に下半身のパワーを指先に伝える為にトレーニングが一番必要な部分とは・・・
股関節可動域向上体操は
軽々100回はできる様に頑張りましょう!
②股関節回し
こちらは上体はまっすぐ前を向いて
右足、左足を後ろから前に20回づつ回す。
前回しが終わると逆方向に20回づつ回す。
最初は股関節がゴキゴキ鳴ってキツイかも
しれませんが毎日取り組んでいれば余裕で
できる様になってきます。
そうなれば股関節の可動域は
向上しているという事です!
③レッグスイング(前、横)
レッグスイングのコツはしっかり大きく
足を振る。
着地している足のつま先は
まっすぐ向ける事を意識しましょう!
また降ってる足の爪先はまっすぐ
上を向ける意識で取り組んでくださいね!
そうする事でさらに股関節の
可動域が広がってきます。
股関節周りの強化を行う事で…
ここまでお伝えしたトレーニングは
毎日どれだけやっても問題はありません。
ウエイトトレーニングだと超回復させる為、
2、3日空ける必要がありますが
これはあくまでも柔軟トレーニングの
観点です。
その為、しっかり毎日行ってくださいね!
そうする事で、ステップ幅は重心が
落ちても低い位置で体重移動ができる様になり
下半身始動で投球できる様になります。
その結果、『球速アップ』に
直結してきます。
今回は球速アップに必要、
投手として必要な股関節周りの
トレーニング3種をお伝えしました。
是非頑張ってくださいね!
ご質問などありましたら下記からどうぞ!