こんにちは!
chrisです。
投手にはオーバースロー、スリークォーター
サイドスロー、アンダースローと4種の投法が
ありますよね。
質問です。
あなたはどのフォームですか?
今、自分のフォームをイメージ
していただけたかと思いますが
何を根拠に自分のフォームが
その4種のうちの一つのフォームだと
思いますか?
本当のフォームの仕組みを理解する(球速アップ)
これ、結構プレーヤーに関わらず
指導者の方でも理解できていない方が
多いのですが、
一般的には
上から投げるのがオーバースロー
横からがサイドスロー、
下からがアンダースロー
と認識されていますが、
もちろんこれは間違いでは無いです。
ただ自身がオーバースローの場合なぜ
オーバースローなのか。
なぜサイドスローなのか。
この「なぜ」部分は
自分自身しっかり理解する必要があります。
そうしない事には万が一フォームがズレて
来た場合修正が難しくなる可能性があります。
また現状いまいちフォームに
しっくり来ていない、
球に力が伝わらない場合は
この「なぜ」の認識がわからず
フォーム作りをしてしまっている
可能性があります。
「こいつ何言ってんだよ・・・」
聞こえて来そうですね笑
では、
どう言う事か説明するとオーバースローから
アンダースローの違いは腕の位置が
高いや低いではなく体の傾き、腰の回転
この2点だけが違って来ます。
4種のピッチングフォームの違いは腕の位置ではなく体の傾きだけ
要は肩、肘の位置は変わらないのです。
もし一般的な認識でサイドスローだからと
言って腕だけを下げて投げてしまうとただの
肘の下がった投手となります。
結果、肩、肘を壊してしまう
最悪なフォームの完成。
オーバースローだからと言って腕だけを
上げて上から叩いて投げているとただの
被さって投げているだけのダイナミックな
球に力が伝わっていないノーコン投手です。
アンダースローだからと言ってただ単に
下から投げていればボーリングと同じです笑
もう一度言いますね!
フォームの違いは腕の高い低いではなく
体の傾き具合、腰の回転でフォームが変わる
と言う事です。
ではその体の傾き、腰の回転とは…

これはオーバースローの例です。
赤いラインに注目していただきたいのですが、
要は右投げの場合、体を左に強く傾ければ
オーバースローとなります。
腕を上から無理くり叩き下ろすのが
オーバースローでは無いのです。
もし周りに上から投げているけど
全く球が弱い投手がいたら恐らく、
体の傾きが無い状態で
上から投げているので連動できず
被さって投げているだけの体が突っ込んだ
なんちゃってオーバースローに
なってしまっている可能性があります。
球に力のあるオーバースローは
体の傾きがある為、勝手に腕が上がり
しっかり叩く事が自然とできるのです。
決して無理やり腕を上に
上げて叩き下ろすのではありません。
そしてサイドスロー

右投げの場合、左側の上体が少し下がれば
サイドスローです。
決して腕を下げるのではありません。
腕の位置はオーバースローと同じで
体の傾きで腕の位置を調整します。
そしてサイドスローより傾きを
深く行えばアンダースローとなります。

この3種の投げ方をご覧いただいて
お分かりの通りサイドスローや
アンダースローは腕を下げるのではなく
トップの腕の位置は必ず肩のラインより
上にあり体の傾き、腰の回転だけが変わるのです。
一般的にサイドスローは球が遅いと
思われがちですがプロ野球に150キロを
超えるサイドスローが多数いるのは上記の
腕のトップ位置は肩のラインより高く
腰の回転が横なだけの為力が伝わり強い
球が投げる事ができるという理由です。
トップが作れて理にかなっていると言う事です。
この理論の自分はどの投げ方に
属するのかをしっかり理解していなければ、
もしあなたが自分でオーバースローだと
思っている場合、もしかしたら事実としては
オーバースローでは無いかもしれません。
その為、少し調子がおかしくなった場合
「自分はオーバースローだから上から叩く」
事を意識しだすと上体がどんどん被さって
体が突っ込んで投げてしまい、腕の振りが
小さいフォーム程の球が来ないドツボに
ハマってしまう可能性があります。
またサイドスローの場合、
しっくり来なければ腕を下げてしまいがちです。
腕を下げるのではなく体の傾きを調節する方が
修正しやすいと言えます。
その為、
自分がこの理論的にはどのフォームに
当てはまるのかをしっかり理解する事は
修正する場合にも役立ちます。
調子が崩れないピッチャーなんていないのですから。
また利き腕と反対側の状態の傾きの上下が
少ない、ほぼ並行な場合、
これがスリークォーターと言う投げ方です。

ですので、
認識としては世の中ほとんどの
投手がスリークォーターという事です。
恐らくほとんどの投手がオーバースローだと
思っていたのではないでしょうか?
オーバースローとサイドスローの間が
スリークォーターでは無いのです。
投手の基本がスリークォーターであり
どちらかと言えばオーバースローが特殊なのです。
それを踏まえあなたは4種の内
どの投げ方に属していますか?
体は並行なのに自分はオーバースローだと
今までの指導者の言葉などで勘違いして
無理くり上から叩いて投げていて現状
しっくり来ていないのであれば少し腕を
下げる事を意識すればハマります。
腕が下がっているだけのサイドに
なっているのであれば体の傾き加減を
意識すれば力強くなりハマります。
しっかり理にかなったサイドスローは
技巧派ではなく本格派となります。
修正ポイントは基本、
腕ではなく腰の回転、
体の使い方(傾き)なのです。
そう言うピッチングフォームの本質的な部分は
自分でしっかり認識できるようにしてくださいね!
頑張りましょう!
今回はこの辺で!
今回は4種のピッチングフォームの本質について
解説させていただきました。
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