こんにちは!
chrisです。
指導者として活動していて
高校生の指導をする機会も多数あります。
僕は現在、
小学生〜社会人の投手を見ていますが、
中には今までの成長過程で間違った
指導を受けてきて、
現在、
『何故こんな投げ方になった?!』
『何故今までの指導者は直してあげなかった!?』
ってか、
『何故こんな事教えたの!?』
と思わされる投手に出会う事が良くあります。

そんな投手達に
『今までどんな指導を受けてきたのか?』
と尋ねると驚きの答えが返ってくる事が
かなりの数あります。
驚いた(間違った)指導法
『後ろを大きく前小さく』
これ完全に逆です。
これを教えられて投手は
ブーメラン投法みたいになっており
後ろが大きすぎるが故に腕が間に合わず
全く球に力が伝えれない状態。
『肘を前に出しなさい』
おそらく肘をしならせる意味なのだと
思いますが肘を前に出そうとすれば
『カクンッ』となる。。。笑
体は前に折れ、胸の張りが利用できず
反発で強い球を投げる事ができない。
最悪のパターンです。
『下半身を使いなさい』
言いたい事はわかります。
ですが具体的にどのように?
という部分です。
下半身を使いなさいと無闇矢鱈に
言ってしまうと投手は沈む事を
意識してしまう。
股関節の可動域、力がないのに
沈む事は難しいですし、
逆に沈もうとして体が突っ込んでしまい
腕が遅れる。
=トップができてきません。
そうなれば球速は出てこない。
まだまだ沢山驚きの指導がありましたが
全て悪循環の投手人生がめちゃくちゃに
なりかねない指導を受けてきた投手が多い。

小学生を指導していても
『コーチがこう言ってた!』と
とんでもない事を教えられている子も多い。
中高生の吸収力が逆に・・・
小学校〜高校生は吸収力が
すごくあります。
いい事を教えれば吸収して良くなれば、
悪い(間違った事)を教え込むと
それが悪い癖となり一度癖つくと
直すのはなかなか大変です。
そのまま大学生にでもなれば
正直壊滅的。

収集がつかなくなります。
それは本当にかわいそう。
僕はセカンドの守備を教えれません。
何故ならセカンドなんて守った事が
ないですし練習もした事がない。
投手も同じである程度の経験がないと
教える事は不可能。
適当に教えてしまうと
投手人生を狂わしかねません。
投手を教えるなら
指導者もそれなりの知識が必要。
なんちゃって指導者は本当に注意。
野球もサッカーのように早く
指導ライセンス制を導入した方が良い。
良いものを持っているのに
小中学校時の指導でめちゃくちゃに
なってしまっている子が多い。
それを直すには高校でいい指導者に
出会わない限り難しい。。。
子供達が理想に近づけるように
導くのが指導者です。
その指導者が勉強不足ではなかなか大変だ、、、
最近指導をしていて良く
そういう事を思うのでアウトプットと
させていただきました。
もし投手指導で悩まれている指導者様が
いらっっしゃたら何でもいいので下記から
ご連絡、ご質問くださいね!
よろしくお願い致します!