チームでの人間関係の悩み『言われたキツイ言葉を良いイメージに変える』

野球に限らずスポーツの現場では、

指導者やチームのメンバーの言葉に

落ち込んだり、傷ついたりする事があります。 

 

 

勝ちたい気持ちが大きければ大きいほど

言葉もきつくなってしまうのでしょう。 

 

 

僕も良く学生から相談を受ける事があります。 

『いつ抑えるの?』

『クソピ』

『全然ダメやん』

『ピッチャーやめたら?』 

 

冗談のようですがこのような

キツイ言葉をチームメイトから言われて

しまっている選手もいるのは事実です。  

 

 

 

もちろん悪意のある言葉もあれば、

相手も悪気がなく発してしまう言葉、

期待の表れの言葉もあります。 

 

 

そんな時に気持ちを立て直す

効果的な手法をこの記事では紹介します。 

  

 

言葉の本質を探る(自動翻訳機を頭に思い浮かべる)

 

 

 

まず、

キツイ言葉の奥にある

『本当の気持ち(本質)を翻訳する

『言葉の翻訳機』を頭の中にイメージしましょう。 

 

 

『この翻訳機なら、あの言葉を

 どのように翻訳するだろうか?』

を考えてみます。 

 

例えば、

『全然できていないじゃん!』

と言う言葉であれば、

『できるようになる事を期待してるよ!』

『自分の課題に集中して取り組んで欲しい』

などに変換します。 

 

 

キツイ言葉の奥にも、

相手の期待や願望がある事に

気がつけるのではないでしょうか? 

 

 

自動翻訳機の音量を調節しよう!

 

次に、

音量を調節する2つのつまみが横に

並んでる様子をイメージします。 

 

左は『言われたくない言葉』

右は『その代わりに言って欲しかった言葉』

の音量を調節するつまみです。  

 

引用:スポーツメンタルトレーナー資格取得講座 

 

 

その言葉の代わりになんと言われたら

嬉しいのかを考えておきます。 

 

 

上記の

『全然できていないじゃん!』 

ならば

『期待しているよ!』などです。 

 

 

左右のつまみを同時に持ち、

音量を変える事をイメージしていきます。 

  

 

左のつまみを動かして

『言われたくなかった言葉』

音量を下げながら、

右のつまみを動かして

『言われたい言葉』の音量をあげます。 

 

 

一瞬にして2つの音量を切り替えると、

感じ方が変化し、心のダメージを回復

するのに役立ちます。 

 

  

『何回言ってもできないな!』

『どうしてこんなこともできないんだ!』

『他のみんなはできてるのに』

『投手向いてないかもね』

 

  

 

こんな言葉をそのまま受け止めて

しまうと、心は苦しみに囚われて

しまいます。 

 

 

 

 

言葉の自動翻訳機を使うと、

『君はできるのだから』

『もっと頑張って欲しい』

『君にとても期待しているのだから』

『それだけ重要なポジションだと

言う事をしっかり理解して欲しい』

などと変換できます。 

  

 

 

そして聞きたくない言葉の

ボリュームを下げ、翻訳機で変換した

言って欲しい言葉のボリュームを上げましょう。 

  

 

そうする事でツライ言葉を言われても

それにとらわれて苦しくなる時間が減ります。 

 

自分が欲しい助言をしてくれるのは誰?

 3人の助言の中に、必要なメッセージがある

 

コーチやチームの仲間から、

認めて欲しいのに認められないと 

心が苦しくなる事があります。 

 

そんな時に効果的に気持ちが

楽になり、勇気や希望が湧いてくるのが

『3人のメンター(指導者)』という手法です。 

 

 

『3人のメンター』とは、

イメージの中で自分に助言をもらう方法です。 

  

 

 

助言して欲しい人(自然でも動物でも可)を

3人選んで、それぞれどのような言葉を

言ってくれるのかと想像するだけなのですが、

その言葉の中に、今の自分に必要なメッセージを

受け取る事ができて、深い気付きと勇気を

もたらしてくれます。 

 

 

どのようなメッセージをもらえるのか、

おのメッセージを受け取った時に

どう感じるのか、ぜひ実際の試してみてください。 

 

 

メンタルの世界ではこの手法を

多くの方々に試していますが悩みが

深い人ほど、涙が出るくらい嬉しく

なる様子が散見されています。 

 

 

3人のメンターを探してみよう!

 

心が苦しくなった時は、

自分が助言してほしい3人を思い浮かべます。 

   

『この人だったらどんな言葉を言ってくれるかな?』 

 

とイメージして、実際にイメージの中で

メッセージを受け取っていきましょう。 

 

 

 

  • ①助言やアドバイスをもらいたい事、自分が行き詰まりを感じている事を1つ選ぶ
  • ②その状況に対して、有意義な助言をくれそうな人3人を選ぶ
  • ③その選んだメンター3人をイメージ上で自分の周りに配置する
  • ④メンターそれぞれの場所に行き、自分にメッセージを伝える。(声の調子やジェスチャーなど、メンターになりきる)それを自分の場所に戻りメッセージを受け取る
  • ⑤言葉にならないメッセージも、雰囲気やジェスチャーで伝え、それを自分の場所に戻り受け取る
  • ⑥3人のメンターからのメッセージを伝え終えたら、3つのメッセージの共通点を取り出して1つの短いメッセージにする
  • ⑦共通したメッセージを、もう一度3箇所(3人)からそれぞれメンターになりきって自分に伝える
  • ⑧メンターからのメッセージを受け取り、その後メッセージが体の中に光のように広がる事を想像する
  • ⑨最初に選んだ問題に対して、今どのような気持ちの変化があるのか確認する

 

 

この順序で3人のメンターから自分自身に

メッセージを送ります。 

 

自分が本当に欲しい言葉をイメージの中で

言ってもらうだけで、勇気が湧いてきます。 

 

試合に勝てず、結果が出ず落ち込んでいる時や

人間関係に悩んでいる時などに有効な

メンタルトレーニングの一つです。 

 

 

まとめ

今回は人間関係に悩んでいる時や

自分の気持ちが落ちてしまった時に

自分自身に助言して立ち上がる方法を

お伝えしてきました。 

 

 

今あなたがチームでコーチや

チームメイトに自分自身が言われたくない

言葉を言われてしまう。

そして落ち込み自身がなくなってしまっている。 

 

 

そのような状況下であれば

是非、自動翻訳機、3人のメンターを

実施して新たな気持ちでまた練習に

励んでみてくださいね。 

 

気持ちが切り替わり結果も

変わってくるかもしれません。 

 

 

では、今回はこの辺で!

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