選手達の多くは、
自分の長所は自覚していないのに
短所ならいくらでも自覚しています。
日本の教育は、できない所を指摘して、
そこを改善するように指導する方法が
主流です。
その結果として自分の伸ばす所ではなく、
自分のできない所や改善すべき所ばかりに
目が行ってしまうかもしれません。

『自信を持て』と言われても、
選手達が自身を持つ事ができないのは、
自分のできていない所や短所ばかりに
目が行ってしまうからではないでしょうか。
自分の短所を長所としての考えに変えてみる
短所は改善するように
練習していく事もできますが、
その性質を長所として生かす事も
できるのだと伝えると、選手達の
目は輝き出します。
今まで、『○○だからダメなのだ』と
思い込んできた事が、
『○○だから良いんだ』と思えた時、
初めて自信を持つ事ができるように
なってきます。
ポイントは頭で理解するだけでなく、
自分で短所だと認識している事の
意味づけを、実際に変えてみる事です。
この記事では、マイナスのメガネで見ると
自分にとって辛いことや嫌な事も、
プラスのメガネで見ると嬉しい事や
チャンスに変わる、そんなワークを
紹介していきます。

選手が考えた物を発表してもらったり、
指導者が自分で考えたものを例として
伝えたりしながら、答えを複数書き出して
いきます。
3つくらいの例題を通して
やり方を理解したら、
自身の短所についても同じように
書き出して取り組んで見ましょう。
マイナスも意味づけを変えればプラスになる
マイナスのメガネだと『のろまだ』と
見えると言う事は、プラスのメガネなら
どんなふうに見えるのか考えて見てください。
答えは複数ありますので、
いくつでも書き出して見ましょう!

意味づけを変えるリフレーミング
全ての事はマイナス方向に
意味付ければ短所になり、
プラス方向に意味づければ
長所になります。
短所の数だけ長所があることを
伝えると選手たちの目は輝きます。
この意味づけを変える方法は
『リフレーミング』と呼ばれ、
人の特性だけでなく、出来事に
ついても活用する事ができます。
ピンチと思える事も思える事も、
リフレーミングを活用すれば、
チャンスと言う認識に変えて
いく事ができます。
ピンチだと認識するのか、
チャンスだと認識するのかで、
心のエネルギーは変わるのです。

意味づけを自在に変える能力が
高まれば、『悩み』と言うものは
軽減されます。
繰り返せば繰り返すほど、
思考は柔軟になり、
気持ちを切り替える能力が
格段に上がってきます。
それでは、出来事をプラスのメガネで
見る練習です。
プラス/マイナスのメガネでリフレーミング
全ての事は、意味づけを変えれば
チャンスになります。
リフレーミングによってメガネで
見る練習をしていきましょう。
あなたは今、
マイナスのメガネで見ると、
問題やピンチのように見える
出来事を、プラスのメガネで見ると
自分にとってチャンスに見える
メガネをかけています。
想像してください。

今、大切な試合に負けてしまいました。
自分が思うように活躍できなかったり、
監督や仲間からも注意されました。
この
『大切な試合に負けてしまった』と言う
出来事は、プラスのメガネで見たら
どのようのチャンスとして見る事が
できるでしょうか?

このように変換ができるかと思います。
このようにマイナス部分を
プラスに置き換える事で自身のこれからの
行動であったり言動であったりを
チャンスと捉え変えていく事ができるの
ではないでしょうか。
このような事を個人で考えた後、
チームで考えたり、何度も繰り返せば
リフレーミング能力が上がります。
意味づけをプラスに変える練習によって
思考を強化しましょう!
試合本番のピンチにも強くなれますよ!
まとめ
今回は短所を長所に変える。
そしてマイナスのメガネで見る事柄を
プラスに変える方法『リフレーミング』に
ついて解説させていただきました。
『ダメだ、ダメだ、自分はこうだからダメだ』
ではなく、意味づけを変える事で
それが時には長所に変わってきます。
野球のプレーでも同じです。
インステップが一概に悪いではなく、
打者からすると・・・
そういった事も考えて行けば自身の
長所もわかってくるのではないでしょうか。
では、今回はこの辺で!
またご質問などありましたらご遠慮なく
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chrisiベースボールアカデミーを開校しました。
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